渋谷の喧騒の中を生きる。
毎日数十万人が利用する渋谷駅、そんな大都会の真ん中に僕はひとりで住んでいる。なんで渋谷に住んでるのかとよく聞かれるが理由は自分でも良くわからない。高級住宅街とも言えずただ、ちょっとだけ交通の便がいいだけでここにいるようなものだ。家賃は少し歩けば驚くほど下がる、結局盛り上がっているのは駅にほど近い区域だけなのだ。朝起きると人々が列をなして駅の方から歩いて来る。自分はその流れに反して進んでいく。たまに人とぶつかることもあるが彼らはそのほとんどが無言で通りすぎる。そこに何も居なかったのように通りすぎるサラリーマン。駅に着くとガラガラの下り電車に乗って仕事へ向かう。なんだか全部の世の中に反して生きているような気がしてならない、なんだかなぁ。って気分になることも多い。夜はまた人の流れに逆らって生きていく。飲み屋帰りの若者を横目に、コンビニで弁当を買い歩いて家に帰る。そう俺は、この大都会で生きている。
いきなりの雨
今日も突然の雨、そう最近流行っているゲリラ豪雨ってやつだ。せっかくの日曜日なのに午後になってすぐ滝のような大雨が代々木公園を包んだ。公園内にはバンドをやっている人や運動している人、なにやら大きなイベントがあっているらしく、大勢の人が広場で踊ったり手をたたいたりしていた。そこに、何の前触れもなく滝のような大雨、俺は走って渋谷駅方面まで行き西武の横のツタヤで雨宿りをしていた。土砂降りの中カップルが何組も駅に向かってかけていく。もうあきらめてずぶぬれで歩いている人もいる。人の感覚っていろいろだなと感じた。でも、この初夏の大雨は男子にとって意外な恵み?をも、もたらしてくれる、まぁ勘のいい人ならすぐにわかるだろうが、濡れた洋服って一気に透けるんですね。高校の時などはそれがめっちゃ楽しみだったのを覚えている。そんなことより、次の日の会社はひどかった。みんな熱で欠、たった一回の雨でこんなに変わるんだな。